ライブコンサートなどでよくみられるムービングステージですが、実はこれ嵐の松本潤さんが最初の考案者というのはご存知でしょうか?
ひとりごと野郎
ですがこういうのって海外ですでに取り入れられているような印象もあったので、今回ムービングステージの歴史みたいなものを調べてみました!
ムービングステージとは
まず「ムービングステージ」ってなんなのって話ですが、これは透明のアクリル板でできた可動式のステージのことです。
アーティストはその上で歌って踊りながら観客の頭上を通過し、よりお客さんとの距離が近くなることに加えて臨場感もでるのでコンサートなどの会場ではかなり重宝されている演出なんですよね。
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また、最新型では上下左右に移動できるタイプも出現しているので、このムービングステージの進化はこれからも続いていくような気はしています。
こういう感じのやつですね▼
ムービングステージ考案者は嵐の松本潤が最初なの?
このムービングステージが嵐の松本潤さんが最初に考案したそうなんですが調べてみると、下記のソースを見つけました▼
嵐が日本で初めて取り入れたライブ演出「ムービングステージ」。ライブ会場で歌い踊りながら、遠く離れた観客のもとへ向かう、ジャニーイズムあふれる演出を手掛けた松本は、「踊りながら移動できる方法は」と考え、この演出を生み出しましたという。どんなときもストイックに、ただならぬ情熱をもってライブ演出と向き合い、前人未到の領域を次々と切り拓いてきた。
引用元:ORICON NEWS
“嵐が日本で初めて取り入れたライブ演出”とあるように、2005年に行われた嵐のコンサート「嵐 LIVE 2005 One SUMMER TOUR」で初めてムービングステージを導入したのは間違いないようです!
アルバムARASHICの初回限定盤のDVDにOneのライブが少し入ってましたね。今じゃお馴染みのムービングステージの初お披露目が嵐Live2005 One SUMMER TOUR。 pic.twitter.com/FTWLDw0NL1
— 潤子 (@jlove830) April 10, 2017
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ただ「日本初」というのがとても気になるのですが、世界ではどうなのでしょうか?
調べてみると、NSyncが2000年に開催されたライブ「Nsync Especial HBO 2000 tour No strings attached」で導入されていました▼
ただ、嵐のムービングステージと比べるとサイズ感がギリギリですし、このスペースでダンスなどができるか微妙ですね(汗)
それとこのときにムービングステージと呼ばれていたのかなど不明なので、元祖と言っていいのかはわかりませんが少なくとも現在のステージ演出の起源になっているとは思います。
また、嵐が導入したムービングステージはただ動くだけでなく、ステージが半透明となり客席の頭上を通過する内容になっています。
このへんまさに観客ファーストのエンターテインメントですよね!
この案は松本潤さんがもっと客さんの近くに行けるサプライズ的な演出を考えていたところ、
「お客さんの上をステージでいけないかな」
の一言がきっかけで実現に至ったものらしいので、今コンサート等で多くのアーティストが導入されているムービングステージは嵐の松本潤が最初に考案したものと言っていいと思います!
ムービングステージの特許は取得してるの?
今では当たり前のように様々なアーティストが導入しているムービングステージですが、こちら「特許を取っているのか?」という心配がファンの間でなされています▼
ですが、おそらくこちらは特許を取得していないと思われます。
なぜなら特許を取ったとしてもそれに見合うほどのメリットが無いところが考えられます。
そもそも特許取得は弁理士さんの腕の見せ所なのですが、ムービングステージの特許を取ると初期費用+維持費のために年金を払い続けることになります。
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そして、特許権を獲得するということはその内容を公開することですから、類似品の制作を可能にしてしまいます。
仮に特許に触れるものを無断で作られたとしたら、今度は制作をやめさせるための訴訟など多くの費用と労力そして時間を要してしまうんですよね。
これを日本だけでなく世界でやるとしたら、また国ごとに違う特許の取得申請および年金の支払いが加わってきます。
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つまりこれらのことを踏まえると、「特許とらなくていいか」という結論に至るのではないかと個人的には思いました。
ですがここで特許を取らなかったとしても、多くの人が「ムービングステージの考案者は松本潤なんだぜ!」と伝え続けていくことで、松本潤さんが2005年にライブの演出をした意味が出てくるのかなと感じます。
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まとめ
今回ムービングステージの考案者が松本潤さんということについて掘り下げてみました。
結論、現在多くのコンサートで使われている観客の頭上を通過する透明の動くステージは松潤考案ということに行き着きましたね。
これからのコンサートの形がどうなるかはわかりませんが、ぜひまたムービングステージで距離が縮まることを願っています!
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