神奈川県のJR線10駅では、電車の運行時間内にもかかわらず多機能トイレの使用を制限しているらしいんですが、おそらくこれは渡部建さんの多目的トイレを利用して不倫行為をしていた件が絡んでいると思います。
ですが、ここで気になったのは多機能トイレと多目的トイレって何が違うの?ってことです。
調べてみると以外なことがわかったのでここでまとめてみました!
多機能トイレと多目的トイレの違いって何?
多機能トイレと多目的トイレの違いですが、結論から言うと大きな違いはありません。
この違いについて唯一細かく話されていた、福祉用具プランナー管理指導者として福祉団体や医療系専門学校で指導を行っている藤原修さんは、下記のように説明しています▼
怪我をして一般のトイレを使えない方たちを始め、車いすユーザーの方々や内部障害(特にストーマ使用者(人工肛門・人口膀胱))の方々が必要としているトイレがあります。
それが、「多機能トイレ」です。したがって、決して「多目的」では無く「この」設備が無いと排泄が難しい人のための限定された用途の為のトイレです。
いわば、限定目的トイレというのが正しいでしょう。引用元:MIRAIRO
つまりトイレ本来の目的を排泄する場所とする以上、呼び方はすべて多機能トイレであるべきなんでしょうね。
トイレ以外で排泄ができない人のそれぞれの目的に合わせて作られたトイレが「多機能トイレ」なわけです。
ひとりごと野郎
だから結論としては違いがないということです。
なんでこんなややこしくなっているかというと、やっぱり渡部建さんのように普通のトイレで排泄できる人が多機能トイレを「排泄以外の目的」で使っているからでしょう。
トイレに行く目的はひとつしか無いんですよね。
ひとりごと野郎
多機能(多目的)トイレのマーク
多機能トイレと多目的トイレに違いはありあませんでしたが、トイレによっても機能は変わってきますよね。
それぞれどんな人が利用できるかについてはマーク(ピクトグラム)で判断できます。
今回は有名なものをピックアップしてみました!
車イスマーク
こちらは多機能(多目的)トイレでもっともよく見るマークじゃないでしょうか?
車椅子マークがあるトイレは車椅子の方でも排泄がしやすいような作りになっています。
ちなみに多機能(多目的)トイレの設置基準は下記のように細かく寸法が決められています▼
また下記のようなマークも車椅子マークと同じく見かけることもありますよね▼
お年寄りの方、小さいお子様連れの方、妊娠されている方など通常のトイレの利用が困難とされている方を対象としたマークですね。
子連れマーク
子連れマークに関して言えば他にも種類があって、ベビーシートがある多機能(多目的)トイレもありますね。
特にベビーシートのあるトイレではおむつの交換もできるので、お子様連れの方にとっては大変便利な設備でしょう。
オスメイトマーク
こちらのマークはあまり見に覚えが無い方も多いかもしれません。僕も初めて見るものでした。
実はこちらはオスメイトと呼ばれるマークです。
オスメイトとは、腹部などに排泄のための開口部(ストーマ(人工肛門・人工膀胱))を造設した人のことで、そういった方が利用できる設備であることをこのマークで表しています。
まとめ
多機能トイレと多目的トイレの違いについてまとめてみた結論は、どちらも一緒ということでした。
あまり良い流れではないですが、こうして多機能(多目的)トイレのことを知れたのもひとつ勉強になったので、今後は超緊急時以外は多機能トイレを使うのはやめようと思います。
ひとりごと野郎
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